ダウンライト型 脱臭・除菌装置(避難常夜灯付)を推奨します
(サーキュレータ付)


高齢化社会に於ける福祉施設において重要な問題を、このシステムアタッチメント1台で 居室環境の改善を図る事が可能と成りました。 密閉化された個室(13.20m²)の住環境を一年を通して安定させてコントロールする事は、大変難しい事で設備的にも複雑で大掛かりな設備を要しました。 このシステムの発想の原点は環境を整える時間にあります。
今の時代、結果を求めるに性急すぎるキライが有るかもしれません。
このシステムアタッチメントは、高齢者の生活する居室を1日の時間に合せてユックリと環境を整える事を目的に開発されたものです。
第一に室内環境の均一化
天井からの風速3〜5m/secのサーキュレータにより天井から部屋全体に空気を撹拌する。直線的でない風向きで拡散対流を発生させるシステムです。
又、空気を床付近まで効率よく移動させる機能は、脱臭除菌効果をもたらすオゾンとマイナスイオンの性質に有ります。オゾンの比重は空気のおよそ1.8倍であることから、室内の空気や床・側溝に至る隅々まで行き渡り、その効果を応用し拡散対流との相乗効果によって室内全体の空気対流を可能としているシステムです。
どこにでも設置が可能な画期的な商品です。室内の空気を拡散対流させる事に伴い、夏期の冷気を上に移動させ、冬期の暖気を足元に引きおろす作用をします。
気体は僅かなエネルギーでも動き出すと、その運動を継続させます。
第二に大量のマイナスイオンと極微量オゾンの混合エアー 

サーキュレーターから流れる気体は、空気中に浮遊している(+)帯電した汚染浮遊塵物質に(−)電荷をあたえ加重された浮遊物質を床に沈下させる。
一般的に室内の壁又はカーテンに酸化チタン系の脱臭素材を使用していても、空気の対流がその面を移動しなければ脱臭効果は認められない。
その点、極微量のオゾンをマイナスイオンと混合させ室内空気を対流させる事により老人臭を分解させ清浄な空気臭を保つ事が可能となる。
これらの事を総合すると各居室の空調機の作動時間を極端に縮小する事が可能となり施設全体の消費電力量を軽減する事が出来、施設運営にも多大な貢献をもたらす事は確実である。

第三に避難常夜灯

各居室が個室化された事により、利用者の災害時避難に必要な方向を指差する上でも天井面の空気取り込みカサ面を天井機器側より照光用発光手段で照射させる事により、常夜灯と誘導灯の役割を兼ね備え利用者の輝眼にも影響なく所機の目的を果せる得るものと思います。
この機種の取り付け位置は必然的に出入口上部となります。

建築物環境衛生監理技術者
吉田 修