除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

なぜ今流行が?宮崎などで注意喚起「百日ぜき」

こんにちは、デンネツ広報担当です。

宮崎市など一部自治体では、激しいせきが続く「百日ぜき」の感染が広がっているとし、注意を呼びかけています。

 

感染拡大の原因は詳しく言及されていませんが、円安を背景に海外からの旅行者が急増している中、中国では今年に入り百日ぜきが流行しており、海外旅行客から国内への感染拡大を懸念する声もあがっています。

 

中国では3月だけで約3万人の百日ぜきの感染が確認されており、1~3月の合計で約6万人が感染し、そのうち13人が死亡。その死亡のほとんどが、生後3カ月以下のワクチン接種月齢以下の乳幼児という報道もあります。

 

百日ぜきは、百日咳菌によって引き起こされる感染症で、成人で6週間続くような慢性のせきは、10%程度が百日ぜきといわれております。特に1歳以下の乳児は死に至る危険性が高いとされています。

 

百日ぜきの感染経路は、感染者のくしゃみなどを吸い込むことによる「飛沫感染」と、菌が付着した手指などを介した「接触感染」の2つ。感染力は「はしか」と同じくらい強力です。子供の感染リスクはワクチン接種で減らせますが、成人になると、その効力が弱まり感染しやすくなります。

 

飛沫感染や接触感染による感染症から身を守るため、日頃から手洗いうがいでしっかり気をつけましょう!

 

また、咳が続くな・・・?と感じたら、風邪と自己判断せず、早めに医療機関を受診しましょう。

 

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「うがい」って、実際効果あるの?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

感染症の予防策として最も身近な「手洗い」「うがい」。

アルコール除菌などが普及し手指の消毒をする機会は格段に増えましたが、「うがい」はどうでしょうか?

 

習慣化した「手洗い」に対しなんとなく忘れがちな「うがい」は、ウイルス予防に効果があるのか、どのようなタイミングで行えば良いのかわからない方は多いかもしれません。

 

そこで今回は、うがいの効果や適切なやり方・タイミングについてご紹介します。

 

うがいには、口の中に水流ができることで、喉に付着した菌やウイルスを洗い流してくれる効果があります。

また、喉に付着した菌やウイルスを洗い流すことで、風邪や感染症を予防することにつながります。

うがいをするタイミングとしては

 

・外出から帰ってきた時

・食事前や起床時

・空気が乾燥している時

が有効です。

 

特に起床時や空気が乾燥している場合、口内で菌やウイルスが繁殖している可能性があります。

目に見えない菌やウイルスを体内に侵入させないように、手指消毒だけでなく、うがいで喉をキレイにしましょう。

ダニに噛まれて死亡!?恐ろしい「日本紅斑熱」とは

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

先週からとたんに気温が上がり、不安定な天気が続くようになってきました。

湿気の多くなるこれから5月末から8月にかけては、1年間でもダニが特に増殖しやすい時期です。

ダニは噛まれると痒くなるだけでなく、場合によっては噛まれたことによって死亡してしまうケースもあるのはご存知でしょうか?

 

「リケッチア・ジャポニカ」と呼ばれる病原体を持ったマダニ類に咬まれることによって感染する感染症が「日本紅斑熱」です。

日本紅斑熱は2〜8日の潜伏期間ののち、頭痛、悪寒を伴った急激な高熱が出たあと、やや遅れて全身に米粒大から小豆大の紅斑が出るといった症状が特徴的です。

近年では年間200件近い発生報告があり、死亡者も報告されています。

去年の日本国内の死亡例には、発熱、発疹、血小板減少などの症状が出て、発症からわずか7日でなくなったという症例もありました。

 

暖かく、外出にはもってこいのこの季節。

登山などでダニに噛まれないように、注意するには

 

・山に入る際には長袖、長ズボンを着用し、露出を避ける

・ダニ避けスプレーなどを活用する

・山に入った後は入浴し、ダニが付着していないか確認を行う

 

といった対策が有効です。

山に入った後、体調に不安を感じた際には、医療機関への受診をおすすめします。

蚊が原因の感染症対策に蚊を放つ!?ブラジルの感染症対策が面白い!

前回ご紹介した、蚊を媒介する感染症「デング熱」。

特に感染症が広がっている南米のブラジルでは、今年入ってからの死者が1,400人を超え、これまでで最も多くなっています。

 

現地では感染症拡大を防ぐ取り組みとして、なんとその原因である「蚊」を大量に放つという対策が本格化しています。

 

放つ蚊は、デング熱ウイルスの増殖を抑える効果がある「ボルバキア」という細菌に人工的に感染させた蚊です。

ボルバキアを持った蚊と持たない蚊との間で誕生する蚊も同じ効果が受け継がれるため、デング熱の感染を大幅に減らす対策として期待されています。

 

蚊が原因となる感染症防止のために、あえて蚊を増やすようなことをするというのが面白い発想ですよね。

デング熱は蚊を媒介とし、感染すると高熱や激しい頭痛、筋肉や関節の痛みなどを引き起こす感染症です。

デング熱の日本での感染の可能性は極めて低いですが、蚊を媒介とする感染症は日本国内でも多く報告されています。

 

暖かくなり、蚊が発生しやすくなるこの季節。

蚊に刺されないよう虫除けスプレーの使用や服で肌を露出しないようにするなどし、感染症の流行っている地域へ行った後は、自分の体調を細かくチェックすることが大切です。

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