除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

体調不良の原因は冷房かも?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

夏を快適に過ごすために欠かせない冷房。
一方で、冷房の効いた室内に長くいたり、暑い屋外との温度差が大きかったりすると、体が冷えすぎて不調につながります。
こうした状態は、いわゆる「冷房病」「クーラー病」と呼ばれています。

〈冷房による主な不調〉
冷房による冷えや、室内外の温度差の影響で、次のような不調が出やすくなります。
・肩こりや筋肉のこわばり
・頭痛、めまい
・胃腸の不調
・体のだるさ
・手足の冷え
・寝つきにくさ

〈起こりやすい状況〉
冷房による不調は、室内外の温度差が大きいときに起こりやすくなります。
暑い屋外から冷房の効いた室内に入る、または冷えた室内から暑い屋外へ出ることを繰り返すと、体が急な温度変化についていきにくくなります。

また、冷房の効いた部屋に長時間いると、知らないうちに体が冷えます。
特に足元は冷えを感じやすく、血行が悪くなる原因にもなります。
冷風が体に直接当たり続けることも注意が必要です。
肩や首、腰など一部が冷えすぎると、筋肉のこわばりや関節の違和感につながります。

〈防ぐための工夫〉
冷房による不調を防ぐには、体を冷やしすぎない環境づくりが大切です。
冷房の効いた場所で過ごすときは、上着や薄手の羽織りものを活用しましょう。
特にオフィスや店舗など、自分で温度を調整しにくい場所では、服装で調整できるようにしておくと安心です。

冷風が直接体に当たらないように、風向きや座る位置を見直すことも大切です。
扇風機やサーキュレーターを使う場合も、風が一方向に当たり続けないように意識しましょう。
長時間同じ姿勢で過ごす方は、こまめに体を動かすこともおすすめです。
軽く立ち上がる、足首を回す、肩を動かすなど、少し体を動かすだけでも血行を促しやすくなります。

また、冷房を使うと室内が乾燥しやすくなります。
湿度は40〜60%を目安に、乾燥しすぎない環境を意識しましょう。
特に、リモートワークやデスクワークなどで一日中同じ部屋にいる方は、冷房環境が続きやすくなります。

温度や湿度、風向き、服装を見直しながら、体を冷やしすぎない工夫を取り入れて、夏を快適に過ごしましょう。

夏のペットボトル、飲みかけに注意

こんにちは、デンネツ広報担当です。

夏本番の暑い日が続いていますね。
熱中症対策として、ペットボトル飲料で水分補給をしている方も多いのではないでしょうか。
手軽に持ち歩けるペットボトルですが、一度口をつけたあと、そのまま長時間置いておく場合は注意が必要です。

〈常温で置きっぱなしにしない〉
人の口の中には、もともと多くの細菌がいます。
そのため、ペットボトルに直接口をつけて飲むと、飲み物の中に細菌が入り、時間の経過とともに増えることがあります。

とくに暑い時期や車内、日当たりのよい場所では、飲み物の温度が上がりやすく、菌が増えやすくなります。
また、糖分の多い飲料は、菌が増えるための栄養になりやすい場合があります。
お茶や水だから必ず安心というわけではないため、飲みかけのまま常温で長く置かないことが大切です。

〈できるだけ早めに飲み切る工夫を〉
ペットボトル飲料を安心して飲むためには、次のような点に気をつけましょう。
・一度口をつけたものは、できるだけ早めに飲み切る
・長時間持ち歩く場合は、直接口をつけずコップに注ぐ
・飲みかけを高温の場所に置かない
・家族や職場で回し飲みをしない
・変なにおい、味、容器のふくらみがある場合は飲まない

小さなお子さんや高齢の方、体調がすぐれない方は、より注意が必要です。

〈便利だからこそ、扱い方が大切〉
ペットボトル飲料は、持ち運びやすく、手軽に水分補給ができる便利なものです。
ただし、開封後は未開封の状態とは違います。

毎日の水分補給を気持ちよく続けるためにも、飲みかけのペットボトルは早めに飲み切る、またはコップに注いで飲むなど、身近な衛生習慣として取り入れていきたいですね。

衛生管理で気をつけたい 手袋の使い方

こんにちは、デンネツ広報担当です。

手袋は、食品を扱うときなど、衛生面に配慮したい場面で大切な役割を持っています。
ただし、手袋をしていればそれだけで十分、というわけではありません。

〈手袋をしていても安心しきれない理由〉
手袋の表面に汚れや菌が付着すると、そのまま別のものに触れたときに移ってしまうことがあります。

たとえば
・手袋をしたままドアノブに触れる
・作業の途中でスマートフォンを操作する
・手袋をしたまま別の道具や容器に触れる

手袋をしていても、触れる場所や物が増えれば、清潔を保てているとは言い切れません。
このようなことが重なると、気づかないうちに汚れを持ち運んでしまうおそれがあります。

〈手袋と手洗いはセットで考えることが大切です〉
手袋は便利なものですが、手洗いの代わりになるわけではありません。
大切なのは、手袋に頼りきるのではなく、手指衛生とあわせて使うことです。

手袋を正しく使うためには、次のような点を意識したいところです。
・手袋をつける前に手を清潔にする
・作業内容が変わるときは手袋を交換する
・手袋を外した後は手を洗う
・手袋をしたまま不要な場所に触れない

〈大切なのは、どう使うか〉
手袋は、衛生対策に役立つ便利なものです。
ただ、つけているだけで清潔が保てるわけではなく、正しく使ってこそ意味があります。
特に、食品を扱う場面や、複数のものに続けて触れる作業では注意が必要です。

「手袋をしているから大丈夫」ではなく、「手袋をどう使うか」を意識することが、日々の衛生管理につながります。
身近な対策ほど、基本を丁寧に続けることが大切ですね。

抗菌加工ってどこまで期待していいの?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「抗菌加工」と書かれていると、なんとなく安心できるイメージがありますよね。
でも実際にどこまで効果を期待してよいのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

〈抗菌=すべての菌をなくすわけではない〉
まず知っておきたいのは、抗菌加工は「菌の増殖を抑える」ためのものだという点です。
すでに付着している菌をすぐにゼロにするものではなく、増えにくい状態を保つための加工です。

また、抗菌加工は主に細菌に対して効果が期待されるものです。
そのため、ノロウイルスやインフルエンザなどのウイルスには、効果が限定的であったり、ほとんど作用しない場合もあります。

さらに、表面に汚れや油分が付着していると、抗菌成分が十分に働かないことがあります。
見た目がきれいでも、菌が残っている可能性があるため注意が必要です。


〈過信せず、基本の対策を〉
抗菌加工は、あくまで衛生対策を補うためのものです。
次のような基本的な対策と組み合わせて使うことが大切です。

・手洗いをしっかり行う
・こまめに拭き取りや清掃を行う
・人がよく触れる場所は定期的に除菌する

「抗菌加工があるから大丈夫」と考えるのではなく、日々の習慣とあわせて活用することで、より安心につながります。

日常のちょっとした意識の積み重ねが、感染対策につながります。
正しく理解して、上手に取り入れていきたいですね。

エアコンの内部はカビだらけ?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

暑い時期になると、毎日のように使うエアコン。
久しぶりにつけたときに、こもったようなニオイが気になったことはありませんか。
その原因のひとつが、エアコン内部のカビやホコリです。
今回は、エアコンの内部でカビが発生しやすい理由と、日常でできる対策についてまとめます。

〈エアコン内部は湿気がたまりやすい〉
冷房や除湿を使うと、エアコン内部では空気が冷やされる過程で結露が起こります。
この水分が内部に残ったままになると、湿度が高い状態が続き、カビが発生しやすい環境になります。
さらに、エアコンは室内の空気を吸い込んで運転するため、ホコリや汚れも内部にたまっていきます。
湿気と汚れがそろうことで、カビが増えやすくなるのです。

〈吹き出し口の黒い点やニオイに注意〉
エアコンの吹き出し口に黒い点が見えたり、運転開始時にカビっぽいニオイがしたりする場合は、内部に汚れやカビが付着している可能性があります。
そのまま使い続けると、風と一緒にホコリやカビの胞子が室内に広がることになります。
空気を清潔に保つためにも、気になった時点でお手入れを考えたいところです。

〈家庭でできる基本の対策〉
エアコンのカビ対策では、内部を湿ったままにしないことと、汚れをためないことが大切です。
家庭でできる対策としては、次のようなものがあります。

・フィルターを定期的に掃除する
・冷房や除湿のあとに内部クリーン機能を使う
・内部クリーン機能がない場合は、送風運転で乾燥させる
・吹き出し口や外側の汚れがある場合は、やわらかい布で拭き取る
・久しぶりに使うときは、窓を開けて換気しながら運転する

特にフィルターは、ホコリがたまりやすい部分です。
使用頻度の高い時期は、2週間に1回ほど確認しておくと安心です。

〈内部の洗浄は無理に行わない〉
見える範囲の掃除は家庭でもできますが、熱交換器やファンなど、エアコン内部の奥の部分は注意が必要です。無理に分解したり、市販の洗浄スプレーを使ったりすると、故障や水漏れの原因になることがあります。黒い汚れが多い、ニオイが強い、奥まで汚れているように見える場合は、専門業者への相談を検討しましょう。

空気環境を整えることも衛生管理の一部です。
フィルター清掃や点検のタイミングを決めておくと、使い始めのトラブルやニオイ対策にもつながります。エアコンの内部は、冷房や除湿による湿気、室内から吸い込むホコリによって、カビが発生しやすい環境になることがあります。

毎日使うものだからこそ、フィルター掃除や内部の乾燥など、できる範囲のケアを続けることが大切です。

そのままにしていませんか?傘とレインコートの衛生対策

こんにちは、デンネツ広報担当です。

雨の日に活躍する傘やレインコート。
外出先から戻ったあと、濡れたまま玄関やロッカーに置いたり、バッグにしまったままにしていませんか?

〈濡れたままだと菌やカビが発生しやすい〉
傘やレインコートは、雨で濡れることで湿った状態が続きやすくなります。
この「湿気」と「汚れ」が重なると、菌やカビが発生しやすい環境になります。

特に
・たたんだまま放置している
・バッグやロッカーに入れたままにしている
・乾かさずに繰り返し使用している

といった使い方は、気づかないうちに衛生状態の悪化につながることがあります。
また、傘の持ち手やレインコートの内側は、手や衣類と頻繁に触れる部分です。
外側だけでなく、こうした部分にも汚れが付着していることがあります。

〈気をつけたい基本の対策〉
日常のちょっとした工夫で、清潔に保つことができます。

・使用後はしっかり広げて乾かす
・風通しのよい場所で保管する
・汚れが気になるときは軽く拭き取る
・定期的に持ち手や内側も清掃する

濡れたまま放置しないだけでも、衛生面への配慮につながります。
雨の日のアイテムも、日々の管理を少し意識してみてください。

【緑茶には殺菌作用があるって本当?知っておきたいカテキンのはたらき】

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「緑茶には殺菌作用がある」と聞いたことはありませんか。
普段何気なく飲んでいる緑茶ですが、実は健康によい影響を与えるとされる成分が含まれています。
今回は、そんな緑茶のはたらきについてご紹介します。

〈緑茶の「殺菌作用」といわれる理由〉
緑茶でよく話題になるのが「カテキン」です。
緑茶に多く含まれるカテキンには、抗菌作用や抗ウイルス作用があるとされています。
食中毒の原因となる一部の菌やインフルエンザウイルスに対して、細胞膜に影響を与える作用や毒素に関わる作用が示された研究もあります。また、腸管出血性大腸菌(O157)に対して、緑茶エキス中で菌数が減少したという報告もあります。

〈ただし、過信は禁物です〉
ここで気をつけたいのは、「緑茶を飲めば感染対策はそれで十分」というわけではないことです。
「緑茶が何でも消毒してくれる」というよりは、「緑茶に含まれる成分のひとつであるカテキンに、菌やウイルスに関わるはたらきがある」という理解が近いでしょう。

また、緑茶にはよいイメージがある一方で、飲みすぎには注意が必要です。
緑茶にはカフェインが含まれており、摂りすぎると不眠や体調不良につながるおそれがあります。

衛生対策の基本は、やはり手洗い、身の回りの清掃、食品の適切な保存や加熱です。
緑茶の成分は「補助的な知識」として知っておくことで、身近な衛生習慣を見直すきっかけにもなりそうです。

毎日何気なく飲んでいる一杯も、こうした視点で見直してみると、新たな気づきがあるかもしれませんね。

豚肉の生焼けに注意

こんにちは、デンネツ広報担当です。

香ばしく焼けたベーコンや豚肉は、おいしそうに見えますよね。
しかし、表面がこんがり焼けていても、厚みや火加減によっては中心まで十分に加熱できていない場合があります。
海外では、加熱が不十分な豚肉やベーコンを食べていた人に、寄生虫感染が見つかった事例が話題になりました。

〈生焼けの豚肉で気をつけたいこと〉

豚肉は、生や加熱不足の状態で食べると、食中毒菌やE型肝炎ウイルス、寄生虫などによる健康被害のリスクがあります。

表面に焼き色がついていても、中心まで十分に火が通っていない場合があるため、見た目だけで安心はできません。

とくに厚みのある肉は、中心までしっかり加熱できているか確認することが大切です。

〈予防法〉

予防の基本は、十分な加熱と衛生管理です。

日本ではベーコンは加熱済みの製品が多いですが、輸入品や加熱して食べることを前提とした商品では注意が必要です。

・商品表示に従い、中心までしっかり加熱する
・厚みがあるものは、中まで火が通っているか確認する
・調理前後は石けんと流水で手を洗う
・生肉に触れた調理器具は、ほかの食品と分けて扱う

表面の焼き色だけで安心せず、中心までしっかり火が通っているかを確認することが、食卓の安全につながります。

大人の方がつらい?大人のリンゴ病

こんにちは、デンネツ広報担当です。

リンゴ病は子どもに多い感染症として知られていますが、大人もかかることがあります。
子どもと大人では症状の出方が少し異なり、大人ではつらく感じやすいこともあります。

〈リンゴ病ってどんな感染症?〉
リンゴ病は、正式には「伝染性紅斑」と呼ばれ、ヒトパルボウイルスB19が原因の感染症です。

幼児期から小学生頃の子どもを中心に多くみられ、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれています。

〈具体的な症状〉
子どもの場合、微熱や風邪のような症状がみられたあと、両頬に蝶の羽のような境界がはっきりした赤い発疹が現れます。
その後、体や手足に網目状やレース状の発疹が広がり、これらは1週間ほどでおさまることが多いです。

大人の場合も、微熱や風邪のような症状のあとに発疹がみられます。
さらに、手首・指・ひざなどに関節の痛みや腫れが現れることがあります。
発疹は1週間ほどで落ち着くことが多いですが、関節痛は1〜3週間ほど続き、長い場合は数か月続くこともあります。
このような関節の不調が続くことで、大人では子どもよりつらく感じやすい傾向があります。
また、子どもでは「ほっぺが赤くなる病気」という印象が強い一方で、大人では赤みがはっきり出ないこともあります。

〈うつりやすい時期は、発疹の前〉
リンゴ病の感染力が最も強いのは、発疹が出る7〜10日前の、風邪のような症状が出ている時期です。
発疹が現れた時点では、感染力はほぼ消えているとされています。
気づかないうちに周囲へ広がることがあるため、体調の変化には注意が必要です。

〈大人が特に気をつけたいケース〉
多くは自然に回復しますが、特に注意が必要な方もいます。

・妊婦の方
胎児に感染すると、胎児水腫や流産のリスクがあるため、周囲で流行がみられる場合は早めに医師へ相談しましょう。

・持病がある方
血液の病気(溶血性貧血など)や免疫が低下している方では、重い貧血などを引き起こすことがあります。

〈予防と日常での対策〉
伝染性紅斑を予防するワクチンや特効薬はありません。
日常的な感染対策を意識することが大切です。

・こまめな手洗い(石けんと流水)
・せきやくしゃみの際は口と鼻をおおう(咳エチケット)
・体調がすぐれないときは無理をせず休む

体調の変化に気づいたときに早めに対応することが、周囲への広がりを防ぐことにもつながります。

細菌とウイルスはどう違う?意外とあいまいな基礎知識

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「細菌とウイルスって、同じようなものでは?」と思われることがあります。
どちらも体調不良や感染症に関わるイメージがありますが、実は性質には大きな違いがあります。
今回は、知っているようで意外とあいまいな「細菌」と「ウイルス」の違いを、わかりやすく整理してみます。

〈細菌は自分で増える微生物〉

細菌は、小さな生き物の仲間です。
栄養や水分などの条件がそろうと、自分で増えることができます。
たとえば、食中毒の原因になる細菌や、身の回りにいるさまざまな一般細菌もこの仲間です。

〈ウイルスは細胞に入りこんで増える〉

ウイルスは、細菌よりさらに小さく、自分だけでは増えることができません。
人や動物などの細胞に入りこみ、その中で増えていくのが特徴です。
風邪やインフルエンザ、感染性胃腸炎など、身近な感染症の原因になるウイルスもあります。

〈どちらも対策が大切〉
細菌とウイルスは性質が違っていても、手や物を介して広がるものがある点は共通しています。
そのため、日頃の衛生管理ではどちらにも気を配ることが大切です。

・手洗いをこまめに行う
・よく触れる場所を清潔に保つ
・共有物の衛生管理を見直す
・体調不良時は無理をしない

こうした基本的な対策の積み重ねが、身近な感染症予防につながります。

ウイルスも細菌も、わたしたちの生活によい影響を与えることもあれば、悪い影響を及ぼすこともあります。
例えば、ウイルスは感染症の原因になりえますが、抗細菌薬など医療分野において活用されることもあります。細菌は、食中毒などの原因になりますが、発酵食品などの製造に役立つこともあります。

細菌とウイルスは、似ているようで実は別のものです。
違いを知っておくと、毎日の衛生対策を見直すきっかけにもなります。
まずは基本を知り、できる対策を続けていきたいですね

GWの外出先で気をつけたい 衛生対策のポイント

こんにちは、デンネツ広報担当です。

春の行楽シーズンは、旅行や買い物、レジャーなどで外出する機会が増える時期です。
人が多い場所へ出かけたり、外で食事をしたりすることも増えるため、いつも以上に衛生対策を意識しておくと安心です。

〈まず気をつけたいのは手の清潔〉
外出先では、ドアノブ、エレベーターのボタン、手すり、買い物かご、タッチパネルなど、さまざまな場所に手が触れます。
気づかないうちに汚れが付着していることもあるため、食事の前や帰宅後には、こまめに手を洗うことが大切です。

また、手で目・鼻・口をなるべく触らないようにするのも、外出先で意識したいポイントです。
すぐに手洗いができない場面では、手指消毒剤を持っていると便利です。

〈買った食べ物は早めに食べる〉
屋台やテイクアウトを楽しむ機会が増えるGWは、食事まわりの衛生にも気をつけたい時期です。
購入した食べ物は長時間持ち歩かず、できるだけ早めに食べることが大切です。

とくに、おにぎりやお弁当、肉や卵を使った料理などは、持ち歩く時間が長くなるほど気温の影響を受けやすくなります。
「あとで食べよう」と置いたままにせず、購入後はなるべく早めに食べるようにしたいですね。

〈人が多い場所では基本対策を〉
人が集まりやすい場所では、手洗いや咳エチケットなど、基本的な対策を続けることが大切です。
せきやのどの違和感があるときは、まわりへの配慮も必要です。
体調がすぐれない日は無理に予定を詰め込まず、休息を優先することも大切です。

〈持っておくと安心なもの〉
外出先では、すぐに手を洗うことができない場面もあります。
そんなときのために、次のようなものを持っておくと安心です。
・手指消毒剤
・ポケットティッシュ
・ウェットシート
・小さめのゴミ袋

GWの外出は楽しい反面、人との接触や食事の機会も増えやすい時期です。
だからこそ、特別なことをたくさんするよりも、手を洗う、買ったものは早めに食べる、体調が悪いときは無理をしないといった基本を大切にしたいですね。
連休を気持ちよく過ごすために、できることから取り入れていきましょう。

スマホって便座よりも汚いって本当?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

スマホは、今や日常生活に欠かせない身近な存在です。
そんなスマホについて、「トイレの便座より汚い」という話を聞いたことはありますか?
スマホには本当に便座より多くの細菌が付着しているのでしょうか。


〈スマホにはどのくらいの細菌がいる?〉
新潟大学が2025年に紹介した研究では、スマートフォンの画面は、特別に清拭や消毒をしていない場合でも細菌量が数百個程度と少なく、エタノール消毒後の手指と同程度だったと報告されています。

一方、公共トイレの便座表面は、スマホのディスプレイに近い面積である100cm²あたり8〜2,800個の一般生菌が確認されていると、日本家政学会誌掲載の調査で報告されています。
こうした数字を見ると、スマホが便座より汚いとは言い切れません。


〈身近な持ち物にも清潔習慣を〉
とはいえスマホは、食事の前後や外出先、仕事中など、さまざまな場面で何度も手に取るものです。
顔の近くで使うことも多い一方で、こまめに掃除する習慣がある人はそれほど多くありません。
手洗いを意識していても、毎日何度も触れるスマホまでは気が回らないこともあります。
手で触れる機会が多い身近な持ち物だからこそ、こまめな清掃も意識したいですね。

胃の常識が変わったきっかけ ピロリ菌を見つけた人の話

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「胃の中は強い酸があるので、菌は住めない」昔は、そんなふうに考えられていました。でも現在は、胃の中にすみつく菌がよく知られています。それが「ピロリ菌」です。

〈ピロリ菌って何?〉
ピロリ菌は、胃の粘膜にくっついて暮らす細菌です。
感染が続くと胃炎の原因になったり、胃・十二指腸潰瘍に関係したりすることがあります。
胃がんとの関係も知られていて、今では「除菌」という言葉もよく聞くようになりました。

〈見つけたのは、オーストラリアの2人〉
1980年代、ロビン・ウォレン博士とバリー・マーシャル博士は、胃の組織を調べる中で、らせん状の菌がいることに気づきました。

ところが当時は、「胃の中で菌が生きられるはずがない」という考えが当たり前でした。そのため、研究はすぐには受け入れられませんでした。

〈証明のために“自分で飲んだ”〉
マーシャル博士は、菌が胃の病気に関係していることを示すため、自らピロリ菌を飲む実験を行いました。その後、胃炎の症状が出て、菌が体に影響を与えることを示す大きなきっかけになりました。今思うとかなり無茶ですが、それほど強い思いで研究していたのかもしれません。

〈当たり前が、当たり前じゃないこともある〉
その後、ピロリ菌が胃炎や消化性潰瘍に関係することが広く認められ、2005年にはノーベル生理学・医学賞の受賞にもつながりました。最初は「そんなはずない」と言われたことが、いまでは広く知られるようになっています。こういう話は、意外と身の回りにもあるのかもしれません。

感染症対策や衛生管理の世界でも、「これが当たり前」と思われていたことが見直されることがあります。日々の予防や清潔習慣も、新しい知識を取り入れていきたいですね。

手を拭くハンカチ、清潔だと思い込んでいませんか?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

感染症対策として、手洗いはとても大切です。
ですが、洗った手を拭いたあとのハンカチは、清潔な状態といえるでしょうか。
湿ったままになっている場合は、注意が必要です。

〈湿ったままだと菌が増えやすい〉
手を拭いた直後のハンカチを、そのままポケットやバッグに入れておくと、乾きにくい状態が続きます。
「そのうち乾くから大丈夫」と思いがちですが、乾くまでに時間がかかると、その間菌が増えやすくなります。
手を拭いたハンカチは見た目は汚れていなくても、衛生的とは言い切れません。
大切なのは、濡れたまま長時間置かないことです。

〈日常でできる工夫〉
・ハンカチは1枚だけでなく、複数枚を使い分ける
・使ったハンカチは早めに洗濯する
・長時間、濡れたままポケットやバッグに入れたままにしない
・ハンカチの貸し借りはしない

手洗いはとても大切ですが、手を拭いたあとの扱いも衛生管理のひとつです。
毎日の何気ない行動を少し見直すことが、清潔な環境づくりにつながります。

花粉症かと思ったら… 花粉症と風邪の見分け方

こんにちは、デンネツ広報担当です。

春になると、鼻水やくしゃみ、のどの違和感が続き、「今年も花粉症かな」と感じる方は多いのではないでしょうか。

ですがこの時期、花粉症だと思っていた症状が、実は風邪だったということもあります。

〈春は「いつもの不調」と思いやすい〉
花粉症も風邪も、次のような似た症状が出ることがあります。

・鼻水
・くしゃみ
・鼻づまり
・のどの違和感 など
そのため、症状だけで見分けるのが難しい場合があります。

〈見分けるヒント〉
◯花粉症の場合
・透明でさらっとした鼻水が続く
・目のかゆみや充血を伴う
・発熱はあまりみられない など

◯風邪の場合
・のどの痛みや咳、だるさを感じる
・微熱や発熱を伴う
・鼻水が白や黄色っぽくなる など

〈症状があるときこそ基本の対策を〉
花粉症は、花粉をできるだけ体に入れない工夫が基本です。外出時のマスク着用や、帰宅時に衣類の花粉を払うことなどが対策として有効です。

一方、風邪が疑われるときは、手洗いや換気、せきエチケットなど、周囲への配慮を含めた基本的な対策が大切です。

どちらか迷うときほど、基本的な衛生対策を丁寧に行うことを意識しましょう。

毎年花粉症を経験している方ほど、「今年も花粉のせいかな」と思いがちです。

「なんとなくいつもの不調」と見過ごさず、早めに体をいたわることが、自分自身だけでなく周囲を守ることにもつながります。

母親が感染症にかかった時 赤ちゃんへの授乳はNG?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

体調を崩したとき、「このまま赤ちゃんに授乳しても大丈夫?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

〈基本的には母乳をやめる必要はない〉
多くの感染症では、赤ちゃんにうつる原因は母乳そのものよりも、咳やくしゃみのしぶき、手指を介した接触が中心とされています。

そのため、すぐに授乳をやめる必要はなく、まずは感染を広げない工夫を意識することが大切です。

〈注意したいのは授乳よりも接触〉
感染のリスクとして気をつけたいのは、咳やくしゃみ、手指を介した接触です。授乳の前後には、基本的な対策を心がけましょう。

・授乳やお世話の前後は、石けんと流水で手洗い
・咳やくしゃみがあるときはマスクを着用
・赤ちゃんの顔の近くで咳き込まないように意識する

〈症状や服用中の薬は相談を〉
高熱が続いている場合や、強いだるさがある場合、服用している薬の影響が気になる場合は、医師の指示を優先することが大切です。
診察のときに「授乳中です」と伝えておくと安心です。
授乳中に服用できる薬もありますが、自己判断せず、医師や薬剤師に相談して決めましょう。

〈例外もあるので、不安なら相談を〉
一部には、母乳を通じた感染に注意が必要な感染症もあります。

・HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
・HTLV1(成人T細胞白血病ウイルス)
・CMV(サイトメガロウイルス) など


もし該当する可能性があるときや、医師から指示があるときは、その判断を優先してください。
熱が高い、ふらつく、しんどい…そんなときは、無理をしないことも大切です。
母乳でもミルクでも、搾乳でも、その日の体調に合わせて続けやすい方法を選んでくださいね。

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