毎日のバスタイム。
水道代や光熱費が気になり、2〜3日同じお湯を使い続けているという方も増えているようです。
皆さんは、毎回お湯を入れ替える派でしょうか?
お湯を使いまわすことで、実際にどれほどの節約につながるのか、デンネツが調べてみました。たとえば、都市ガスを使用した場合の目安として、1日あたりの費用は以下の通りです。(※地域や契約内容により異なります)
・追い焚き:約100円/日
・入れ替え:約120円/日
・足し湯:約110円/日
ご家族の人数が多いご家庭ほど、この差は大きくなります。
水の使用量も抑えられるため、ちょっとした節約習慣として取り入れているご家庭もあるようです。
ただし、忘れてはいけないのが「衛生面」。
お湯を長く使い続けると、ぬめりやにおい、雑菌の繁殖など、衛生上のトラブルが起きやすくなります。
そのため、節約と衛生のバランスを上手に取ることが大切です。
<清潔を保ちながら賢く節約するためのポイント>
・浴槽やお湯の配管はこまめに掃除を
・入浴剤の使用は控えめにして、菌の増殖を防ぐ工夫を
・お風呂用の洗浄剤を活用して、雑菌の繁殖を抑える
最近では、お風呂の残り湯に使える洗浄剤も市販されています。
これらはぬめりや臭い、菌の繁殖を抑える成分が含まれており、一定期間お湯を清潔に保ちやすくなるため、翌日以降の入浴や洗濯への再利用にも役立ちます。
ただし、完全な除菌を保証するものではないため、掃除との併用が効果的です。
節約ももちろん大切ですが、健康と安心は何よりも優先したいもの。
無理なく続けられて、衛生的にも安心な方法を取り入れながら、バスタイムをもっと心地よい時間にしていきましょう。