除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

秋なのにインフルエンザ流行?猛暑が原因か

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

季節外れのインフルエンザが、各地の学校で目立ち始めています。

9月9日から14日の一週間だけでも、全国の小学校・中学校・高校で88クラスが学級閉鎖となりました。これは昨年同時期より33クラス多い数字です。

 

〈今なぜ広がるのか〉

残暑の影響でエアコンの稼働が長期化。室内の湿度が下がり、ウイルスが拡散しやすくなった可能性があります。さらに暑さのため屋外活動が減り、子ども同士が室内で過ごす時間が増えたことも一因と考えられます。

 

〈ワクチンはいつ打つ?〉

流行が早めに始まってはいるものの、ピークは例年11月ごろ。ワクチンの効果は個人差はありますが、一般的にはおよそ3か月程度持続するとされています。接種の時期は流行状況に合わせて検討することが大切です。

 

〈日常でできること〉

・手洗いうがいなどの基本的な予防

・十分な睡眠と休養

・室内の適切な換気

 

エアコン使用時でも、人の出入りが多い場所や体調不良の人がいる場では、定期的な換気を心がけましょう。

 

今年はインフルエンザの動きが早い可能性があります。地域の流行情報を確認しながら、日常的な感染対策を続けていきましょう。

冷凍食品を安全に解凍するための衛生管理

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

肉などの生の食材は、冷凍することで長期保存ができますが、解凍方法を誤ると細菌が増え、食中毒の原因になることがあります。今回は、冷凍保存した食材を安全に使うための正しい解凍方法と注意点をまとめました。

 

〈解凍の基本〉

細菌が増えやすい温度帯は20〜50℃。この温度をできるだけ避けることが大切です。主な解凍方法は次の通りです。

・冷蔵庫で低温解凍(基本)

冷蔵庫内(5℃以下)でゆっくり解凍するのが最も安全です。ドアの開閉や詰め込みすぎには注意しましょう。

・流水解凍(急ぐとき)

清潔な袋に食材を入れてしっかり口を閉じ、飲用水の流水に浸します。

・電子レンジ(すぐに使うとき)

半解凍を目安に、解凍モードで様子を見ながら加熱します。ただし加熱ムラが起きやすく、均一に解凍できない場合があります。

 

なお、次の方法は細菌繁殖や品質低下のリスクが高いため避けてください。

 

・常温放置

・ぬるま湯での解凍

・水に直接浸ける

 

〈二次汚染を防ぐ工夫〉

解凍時に出る「ドリップ(肉汁など)」は他の食品を汚染する恐れがあります。

・冷蔵庫で解凍する場合は「一番下の段」を利用する

・流水解凍後はシンクをしっかり洗浄・消毒する

 

〈解凍後の注意点〉

解凍した食品は次の点に気をつけて扱いましょう。

・解凍や調理の際は清潔な手袋や器具を使う

・生の食材と調理済み食品は分けて保存する

・解凍後はできるだけ早く調理する(特に10℃以上の室温で放置すると細菌が急増します)

・必ず十分に加熱して食べる

 

食品を安全に使えるよう、衛生面に注意して解凍しましょう。

 

子どもとアルコールの思わぬ接点

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「アルコール」と聞くと、多くの方は“お酒”を思い浮かべるでしょう。
しかし実際には、私たちの身近な製品にも、さまざまな形でアルコールが含まれています。大人にとっては便利なものであっても、子どもにとっては思わぬリスクにつながることがあります。どんな状況や製品に潜んでいるのか、知っておきましょう。


〈外から触れるリスク:店舗の噴射式消毒液〉
噴射式の消毒液は、背の低い子どもにとって噴霧が目に入りやすい高さにあります。
目に入ってしまうと痛みや充血などの症状が出る場合があります。なかには重症化する場合もあるため、注意が必要です。

万が一目に入った場合は、こすらずすぐに流水で洗い流してください。
それでも赤みや痛みが続く場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。


〈口に入るリスク:身近な製品に含まれるアルコール〉
アルコールは消毒液のほか、飲料や生活用品にも含まれています。
子どもが誤って口にした場合、少量でもめまい・頭痛・吐き気などを引き起こす恐れがあります。

・マウスウォッシュ
口腔内の殺菌効果を高めるため、多くの商品にアルコールが配合されています。誤飲すると胃や腸の粘膜を刺激し、吐き気や腹痛の原因になることがあります。
子どもが使用する際は、必ず大人がそばで見守り、正しい使い方を確認しましょう。

・栄養ドリンク
一部の商品には保存や風味のために微量のアルコールが含まれているものがあります。子どもは分解が難しく、ふらつき・顔の赤み・倦怠感といった中毒症状を起こす場合があります。
子どもに与える際は、必ず成分表示を確認し、アルコールが含まれていないかチェックしてください。



身近なアルコール製品の存在を理解し、置き場所や使い方に気を配ることが、子どもの安全につながります。

つばを飲むのも痛い…それ、風邪じゃないかも?


こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

お盆明けから、医療機関では新型コロナの患者が急増しています。

特に目立つのが「とにかく喉が痛い!」という訴えで、中には「カミソリを飲み込んだような痛み」と表現する人もいます。

 

実は今、流行の兆しを見せているのが、新型コロナの新たな変異株「ニンバス」です。

このウイルスは、これまでの型に比べて喉の痛みが強く出やすいのが特徴とされています。

 

〈症状の一例〉

・夜中に痛みで目が覚める

・つばを飲み込むのがつらい

・喉の痛みが長引く など

 

感染者が今後も増えると予測されています。

しかし、必要以上に恐れる必要はありません。

マスク・手洗い・換気といった基本的な対策をあらためて意識し、丁寧に続けていきましょう。

 

「風邪かな?」と思っても、いつもと違う強い喉の痛みを感じた場合は、早めに受診を。

家族や周囲の人を守るためにも、体調管理に気をつけましょう。

冷たい飲み物で体を冷やしすぎていませんか?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

暑さが厳しいこの時期、ついキンキンに冷えたジュースやお茶に手が伸びてしまいますよね。ですが、その“冷たさ”が知らないうちに体にとって負担になっていることがあります。

冷たい飲み物を一気に飲むと…
・胃腸が冷えて消化機能が一時的に低下する
・自律神経が乱れて体温調節がうまくいかなくなる
・血流が悪くなり免疫力が低下する
・喉の粘膜が弱まりウイルスが侵入しやすくなる

このように体の内側が冷えることで、体調不良につながることもあります。

とはいえ、「冷たいものを控えましょう」と言われても、暑い日にはやはり冷たい飲み物が欲しくなりますよね。そんなときは、ちょっとした工夫で体への負担を減らすことができます。

〈冷たい物を飲むときの工夫〉
・ゆっくり、少しずつ飲む
 一度にたくさんの冷たいものが体内に入ることで体は冷えます。
 一気に摂取せず、口に含んで味わうようにすると、体が急激に冷えるのを防げます。

・常温の飲み物と交互にとる
 冷たい飲み物のあとに、常温の水やぬるま湯をひと口飲むだけでも、体の冷え方がやわらぎ、
胃腸への負担も軽減できます。

「自分の体に合った飲み方」を意識して、この暑い時期を元気に乗り切りましょう!


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