除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

GWの外出先で気をつけたい 衛生対策のポイント

こんにちは、デンネツ広報担当です。

春の行楽シーズンは、旅行や買い物、レジャーなどで外出する機会が増える時期です。
人が多い場所へ出かけたり、外で食事をしたりすることも増えるため、いつも以上に衛生対策を意識しておくと安心です。

〈まず気をつけたいのは手の清潔〉
外出先では、ドアノブ、エレベーターのボタン、手すり、買い物かご、タッチパネルなど、さまざまな場所に手が触れます。
気づかないうちに汚れが付着していることもあるため、食事の前や帰宅後には、こまめに手を洗うことが大切です。

また、手で目・鼻・口をなるべく触らないようにするのも、外出先で意識したいポイントです。
すぐに手洗いができない場面では、手指消毒剤を持っていると便利です。

〈買った食べ物は早めに食べる〉
屋台やテイクアウトを楽しむ機会が増えるGWは、食事まわりの衛生にも気をつけたい時期です。
購入した食べ物は長時間持ち歩かず、できるだけ早めに食べることが大切です。

とくに、おにぎりやお弁当、肉や卵を使った料理などは、持ち歩く時間が長くなるほど気温の影響を受けやすくなります。
「あとで食べよう」と置いたままにせず、購入後はなるべく早めに食べるようにしたいですね。

〈人が多い場所では基本対策を〉
人が集まりやすい場所では、手洗いや咳エチケットなど、基本的な対策を続けることが大切です。
せきやのどの違和感があるときは、まわりへの配慮も必要です。
体調がすぐれない日は無理に予定を詰め込まず、休息を優先することも大切です。

〈持っておくと安心なもの〉
外出先では、すぐに手を洗うことができない場面もあります。
そんなときのために、次のようなものを持っておくと安心です。
・手指消毒剤
・ポケットティッシュ
・ウェットシート
・小さめのゴミ袋

GWの外出は楽しい反面、人との接触や食事の機会も増えやすい時期です。
だからこそ、特別なことをたくさんするよりも、手を洗う、買ったものは早めに食べる、体調が悪いときは無理をしないといった基本を大切にしたいですね。
連休を気持ちよく過ごすために、できることから取り入れていきましょう。

スマホって便座よりも汚いって本当?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

スマホは、今や日常生活に欠かせない身近な存在です。
そんなスマホについて、「トイレの便座より汚い」という話を聞いたことはありますか?
スマホには本当に便座より多くの細菌が付着しているのでしょうか。


〈スマホにはどのくらいの細菌がいる?〉
新潟大学が2025年に紹介した研究では、スマートフォンの画面は、特別に清拭や消毒をしていない場合でも細菌量が数百個程度と少なく、エタノール消毒後の手指と同程度だったと報告されています。

一方、公共トイレの便座表面は、スマホのディスプレイに近い面積である100cm²あたり8〜2,800個の一般生菌が確認されていると、日本家政学会誌掲載の調査で報告されています。
こうした数字を見ると、スマホが便座より汚いとは言い切れません。


〈身近な持ち物にも清潔習慣を〉
とはいえスマホは、食事の前後や外出先、仕事中など、さまざまな場面で何度も手に取るものです。
顔の近くで使うことも多い一方で、こまめに掃除する習慣がある人はそれほど多くありません。
手洗いを意識していても、毎日何度も触れるスマホまでは気が回らないこともあります。
手で触れる機会が多い身近な持ち物だからこそ、こまめな清掃も意識したいですね。

胃の常識が変わったきっかけ ピロリ菌を見つけた人の話

こんにちは、デンネツ広報担当です。

「胃の中は強い酸があるので、菌は住めない」昔は、そんなふうに考えられていました。でも現在は、胃の中にすみつく菌がよく知られています。それが「ピロリ菌」です。

〈ピロリ菌って何?〉
ピロリ菌は、胃の粘膜にくっついて暮らす細菌です。
感染が続くと胃炎の原因になったり、胃・十二指腸潰瘍に関係したりすることがあります。
胃がんとの関係も知られていて、今では「除菌」という言葉もよく聞くようになりました。

〈見つけたのは、オーストラリアの2人〉
1980年代、ロビン・ウォレン博士とバリー・マーシャル博士は、胃の組織を調べる中で、らせん状の菌がいることに気づきました。

ところが当時は、「胃の中で菌が生きられるはずがない」という考えが当たり前でした。そのため、研究はすぐには受け入れられませんでした。

〈証明のために“自分で飲んだ”〉
マーシャル博士は、菌が胃の病気に関係していることを示すため、自らピロリ菌を飲む実験を行いました。その後、胃炎の症状が出て、菌が体に影響を与えることを示す大きなきっかけになりました。今思うとかなり無茶ですが、それほど強い思いで研究していたのかもしれません。

〈当たり前が、当たり前じゃないこともある〉
その後、ピロリ菌が胃炎や消化性潰瘍に関係することが広く認められ、2005年にはノーベル生理学・医学賞の受賞にもつながりました。最初は「そんなはずない」と言われたことが、いまでは広く知られるようになっています。こういう話は、意外と身の回りにもあるのかもしれません。

感染症対策や衛生管理の世界でも、「これが当たり前」と思われていたことが見直されることがあります。日々の予防や清潔習慣も、新しい知識を取り入れていきたいですね。

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