除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

食品ロスと食中毒 安全な食事を摂りながらフードロスを減らすためには?

先日、飲食店で社内で定められた使用期限が過ぎた食品を使用していた、というニュースが話題となりました。
従業員からは、食品ロスを削減したかったという声があったそうです。


日本における食品の安全性の高さは世界的な評価を得ていますが、食品ロスの発生量も2021年時点のデータで世界第14位という不名誉な記録を持っている現状です。
暖かくなってきて、食品が悪くなりやすくなってきたこの頃、食卓での食品ロスを防ぎながら安全な食事をするためにはどういった対処が必要なのでしょうか?



食品ロスを減らしながら安全な食事を摂るためには、「使わなかったが消費期限がきてしまった食材」をなくすことが大切です。
買い物に出かける前に冷蔵庫の在庫を確認、切り売り等少量パックを購入し食品が使い切れるようにしたり、すぐに食べる食品は陳列順に取り、消費期限の近いものを購入することもお店の食品ロスを防ぐことに貢献できます。



悪くなった食材を無理に使用すると、食中毒のリスクも高まります。
悪くなった食品が出ないよう普段から計画的に買い物をすることによって、食品ロスを防ぐだけでなく食中毒の回避や節約にもつながります。

体調不良にオンライン通院の選択肢を!

徐々に普通の生活を取り戻しつつある最近ですが、体調が悪くなった時、まだ病院に行くのはちょっと気が引けてしまいます。
そんな方のため、今回はオンライン受診についてご紹介します。


オンライン受診とは、スマートフォンやタブレットなどを使用し、診察だけでなく病院の予約、決済までをインターネット上で行うことができます。
病院に直接足を運んで診察してもらう「対面診療」、ビデオ通話などで診察する方法を「オンライン診療」と呼びます。
自宅など通信機器と環境があればどこでも診察を受けることができるため、院内感染・二次感染のリスクがないだけでなく、受付や会計の待ち時間が短縮され、院内処方の場合薬が自宅に届く等、たくさんのメリットがあります。(病院によって対応が異なります)


持病のため、毎回同じ薬をもらうだけのために病院の行き来をしているという方も多いはず。
移動時間や院内での待ち時間を取られてしまいますし、通院者が高齢化すれば運転の心配や送り迎えなど手間も大きくなります。


これを機に、オンライン通院という選択肢を試してみるのもありかもしれません。

混雑の予想されるGWに、「朝観光」のススメ

来月には待ちに待ったGW。
皆さんはそろそろ連休の予定を立て始めていますか?
コロナ規制の緩和が進み、今年の観光地はより一層の人の密集が予想されています。
せっかくの長期休暇、どこかに遊びにいきたい!しかし、そんな中で感染症にかかり体調を崩してしまうのも心配です。
そんな人のために、観光地では最近、密を避けるため観光する時間をずらす「朝観光」が推奨されはじめています。


朝観光とは、観光客で混雑する昼からの時間帯を避け、朝から観光地を楽しむという新しい観光方法です。
早朝なら移動もスムーズなほか、朝焼けの澄んだ空気と人通りの少ない新鮮な景色を満喫することができます。


今年のGWは少し早起きをして、「朝観光」を満喫してみてはいかがでしょうか?

アウトドアでは要注意! 感染症を引き起こす厄介な虫「マダニ」

桜が徐々に咲きはじめ、暖かくなってきたことによって外出もしやすくなりました。
暑すぎず寒すぎないこの時期は、外に出て登山やキャンプなどアウトドアに最適です。


こんな時期に気をつけたいのは、マダニから媒介する感染症。
マダニとはダニの一種で、森林や草むら、藪などに生活しており、恒温動物に張り付いて体表から血を吸います。
マダニはさまざまな感染症を媒介することでも有名で、ライム病、日本紅斑熱、ダニ媒介脳炎、重症熱性血小板減少症候群など非常に危険な感染症を引き起こします。
その中でも重症熱性血小板減少症候群は2010年代半ばに感染例が初めて確認された感染症で、日本国内でも被害が増えつつあります。
国内でも3月にマダニに噛まれたことによって重症熱性血小板減少症候群に感染した女性が死亡しています。
女性は普段から行っていた家庭菜園の草取りの際に噛まれたそうです。


マダニの多い場所で活動する方はできる限り肌の露出を控え、マダニのいそうな場所から戻ったら衣類や体にマダニがついていないかを確認しましょう。

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