インフルエンザだけじゃない!秋〜冬に増える感染症

こんにちは、デンネツ広報担当です。
秋が深まり、朝晩の冷え込みを感じるようになると、体調を崩す方が増えてきます。
「風邪かな?」と思っていたら、実は別の感染症だったということも少なくありません。
〈秋冬に流行する主な感染症〉
① インフルエンザ
毎年10月ごろから流行が始まり、12月〜3月にピークを迎えます。
高熱や咳、全身のだるさが特徴で、持病のある方は重症化しやすいため、予防接種が推奨されます。
② 新型コロナウイルス感染症
一年を通して発生しますが、特に秋冬は増加傾向にあります。
糖尿病や心疾患を持つ方は重症化しやすいため、ワクチン接種と基本的な感染対策が欠かせません。
③ ノロウイルス
11月ごろから流行し、冬にピークを迎えます。
嘔吐や下痢が主な症状で、家庭や学校、職場などで集団感染を起こしやすい感染症です。
脱水を防ぐために水分補給をしっかり行い、衛生管理を徹底しましょう。
④ RSウイルス感染症
乳幼児に多いと思われがちですが、大人も感染します。
軽い風邪のような症状でも、高齢者や持病のある方では肺炎に進行することがあります。
⑤ 溶連菌感染症
子どもに多い喉の感染症ですが、大人もかかります。
高熱や咽頭痛、発疹などが特徴で、放置すると腎炎などを起こすことがあります。
⑥ マイコプラズマ肺炎
咳が長く続くのが特徴で、秋から冬にかけて流行します。
肺炎や喘息の悪化を招くことがあります。
〈予防法〉
① 基本の生活習慣
・外出後の手洗い・うがいをしっかり行う
・人混みではマスクを着用する
・室内は換気と加湿を心がける(湿度40〜60%が理想)
② 生活リズムを整える
・栄養バランスのとれた食事を意識する
・適度な運動と十分な睡眠で免疫力を高める
③ ワクチンで予防する
・インフルエンザワクチンは毎年接種を
・新型コロナワクチンは最新情報を確認し、必要に応じて接種を
・肺炎球菌ワクチンは高齢者や持病のある方に推奨
・RSウイルスワクチンも承認されており、重症化リスクの高い方に効果が期待されています
④ 家族内感染を防ぐ
・食器やタオルの共用を避ける
・家族に発症者が出た場合は、マスク・手洗い・消毒を徹底する
秋は寒暖差や乾燥により、体調を崩しやすく感染症が増える季節です。
手洗い、マスク、ワクチンといった基本的な対策を続け、元気に冬を迎えましょう。














