除菌関連・感染症対策の
豆知識・雑学BLOG

この時期は秋バテに注意!? 秋の味覚で免疫キープ!


こんにちは、デンネツ広報担当です。

猛暑も落ち着き、夜は涼しくなってきたのに、なんだか最近だるい…と思ったことはありませんか?

もしかしたらそれは、「秋バテ」かもしれません。

 

「秋バテ」とは、言葉の通り、「夏バテ」に似た、体がだるい、疲れが取れずやる気が出ない、食欲が出ないなどの症状のことを指します。

夏の間の冷房や冷たい物の取りすぎによる自律神経の乱れに加え、秋の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が原因で、起きてしまうようです。

 

秋バテには旬の食材をいただくことがおすすめです。旬の食材には、その季節のトラブルに対応した働きがたくさん詰まっています。秋バテ予防にピッタリな旬の食材をご紹介します。

 

・山芋

山芋には、でんぷん分解酵素や食物繊維などの多くの健康成分が含まれています。ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富です。また、タンパク質の分解を助けるため、免疫細胞に必要なタンパク質の吸収力を高めてくれます。

 

・サツマイモ

秋の味覚の代表といえばサツマイモ。サツマイモの栄養成分の最大の特徴は豊富な食物繊維で、整腸作用があります。りんごの約5倍以上ものビタミンCも含まれ、美容と健康に働きかけ、ストレスに対する抵抗力を高める効果が期待できます。

 

・かぶ

秋に旬を迎えるかぶですが、ビタミンCやカリウム、消化酵素であるアミラーゼなどを含んでいます。アミラーゼは生活習慣病や感染症の予防、美肌効果など多岐に渡る効果が期待されています。

 

・にんじん

にんじんは、「カロテン」の語源となるほどβ-カロテンが豊富に含まれ、動脈硬化の予防や免疫力の向上、目や肌の健康維持などの効果が期待できます。また、にんじんに含まれるカリウムには体内の余計な塩分を排出する働きがあり、血液の循環を良くします。

 

・シイタケ

シイタケは日本を代表する栽培キノコで、ウイルス性の病気に対して抗体を持つ免疫作用があり、風邪の予防にも役立ちます。含まれるビタミンDは、カルシウムと一緒に食べることで骨粗しょう症の予防にも効果的です。

秋の味覚を食べて免疫力を上げ、秋バテを解消&予防しましょう!

気になる飲食店の衛生管理…「HACCP(ハサップ)」ってご存知ですか?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

最近、飲食店の食中毒事件や衛生管理の問題が話題になることが多いですね。

 

夏の猛暑により食材が傷みやすくなるなど、理由はさまざまですが、ニュースのたびに、より清潔な飲食店で食事をしたいという思いになります。

 

しかし、いくら客席が清潔であっても、調理をしているキッチンの様子は、私たち消費者からは見ることができません。

 

そんな飲食店の衛生管理の基準となる手法を「HACCP(ハサップ)」と言います。

 

HACCPとは、お店がお客さまに安全・安心な食品を提供するため、衛生管理の方法を計画して毎日実行し記録に残すことでお店の衛生管理を「見える化」する取り組みです。

 

HACCPを「導入する」とは、HACCPの考え方にのっとった取り組みを行うことそのものを指していますが、その取り組みが「客観的に見て」妥当なものかどうかを示す「認証」の制度も存在します。

 

HACCPの認証とは、自治体や業界団体が行う適合証明とは異なり、第三者機関による審査を受けて「仕組みとしてCodex HACCPの基準に則り、HACCPに基づいた衛生管理をしている」と客観的に認めてもらうことを表します。

 

認証を受けた飲食店や商品はその表示がなされていることが多いため、店選びや商品選びの際に参考にしてみてください。

 

ちなみに、弊社の製品「デンネツ殺菌エアータオル」は、HACCP対応システムの構築に役立っています。

【唾液が感染症を防ぐ?!唾液パワーの秘密】

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

唾液量が多いことは、虫歯や口臭など口内環境がよくなるだけではなく、体の健康も守ってくれるとされています。

唾液中には、免疫力を高めるIgA抗体や、粘膜を保護し口腔内を潤滑する成分であるムチンが含まれています。このムチンは動物性の成分で、植物の粘性成分とは異なるものです。
ムチンの働きにより、唾液は感染症予防や健康維持に貢献しています。また、肌の若さを保ったり脳の老化を抑えるなど、様々な役割を持っています。

唾液量が減り、自浄作用が弱ると、いろいろな病気を呼び寄せる原因につながります。

唾液力を高めるには、日々の生活習慣の改善が必要不可欠です。

以下の習慣を身につけるようにしましょう。

 

・こまめに水分を取る

 利尿作用のあるお茶やコーヒーではなく、コップ1杯の水が◎。

 

・主食はパンや麺より、ごはんがおすすめ

 食事中、人は一番唾液を分泌します。ご飯をしっかり噛んで食べれば、唾液の力を高められます。

 

・朝のハミガキは朝食後ではなく、起きてすぐ磨く

 寝ている間は唾液量が減り、口内の雑菌が増えます。ハミガキは朝食後ではなく、朝起きてすぐにしましょう。

 

・乳酸菌を含む食品を日常にとりいれる

 乳酸菌は唾液の中のIgA分泌をうながすため、感染症を予防したい時期にぴったり。

 日常的に食べることが重要です。

 

日頃から口腔ケアを行い、唾液のパワーで感染症に負けないようにしましょう!

ハンドドライヤーは本当に危険?コロナ禍で揺れた衛生製品


こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

コロナ明けから徐々に規制が解け、ほとんどの施設で再稼働されたハンドドライヤー。新型コロナウイルス感染症が流行した当時、ハンドドライヤーの使用禁止が唱えられ、ハンドドライヤー業界は大きな打撃を受けました。

使用することで感染リスクが高くなることはないにも関わらず、どうして規制されていたのか、皆様はご存知でしょうか?

 

各業界団体が2020年5月以降に作成した、当時の感染防止ガイドラインでは、スーパーやレストラン、ホテルなどの多くの施設でハンドドライヤーの使用が禁止されました。そのため、ハンドドライヤーの売上は例年の1割ほどにまで急激に減少しました。

 

この状況に対し、世界保健機関(WHO)はハンドドライヤーの使用を推奨しており、特に感染拡大につながるリスクが高いとは考えていませんでした。

また、ハンドドライヤーの使用禁止を採用しているのは、日本だけであることも問題視していました。

国内メーカーは、ハンドドライヤーの使用に関する実験を行い、その結果「感染拡大のリスクは極めて低い」ことを証明しました。この実験結果はインターネット上で公開され、多くの人に共有されましたが、業界団体の大半はガイドラインを変更することなくハンドドライヤーの使用を制限し続けました。

 

2022年10月、日本はようやく「ハンドドライヤーは使用可能」という見解を公表し、これによりガイドラインは改定されました。しかし、現実では多くのトイレで「使用禁止」の貼り紙が残され続け、結局、実際にこれらが撤去されるのは2023年5月ごろ。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが変更されるまで待たなければなりませんでした。

 

「多くの人が使用するため不潔だから」「水が飛散することによってウイルスが飛びそうだから」というイメージが先行し、国から一度でも『危険』とみなされると科学的な証明さえも関係なくなってしまう。

イメージだけで規制されたハンドドライヤーの代償は、あまりに大きいものでした。

暑い日の必需品!麦茶を安全に作るポイント

こんにちは、デンネツ広報担当です。

9月に入っても気温30度を越す暑い日が続き、冷たい飲料がまだ手放せない時期です。

 

夏に家庭で作る、冷たい飲みもののひとつといえば・・・「麦茶」。

皆さんのご家庭では、どのように麦茶を作っているのでしょうか?

 

通常はパックによる「水出し」と「煮出し」の方法がありますが、最近は、待っているだけで簡単という理由から水出しをする家庭が増えているそうです。

 

麦茶を作る時は、大抵一度に大量に作るケースが一般的です。しかし、その分衛生管理には気をつけなければなりません。

環境や条件により、菌の繁殖が起こりやすいからです。

 

<衛生管理のポイント>

・冷蔵庫で保存する

 水出しでも煮出しでも同じです。菌の増殖を大幅に遅らせることができます。

・使用容器の除菌

 繰り返し使う容器(本体、フタ、パッキン)は、麦茶を入れる前に、熱湯やキッチン漂白剤などでしっかり除菌。これにより菌の侵入を防げます。

・煮出しする場合は速やかに冷やす

 煮出して麦茶を作る時は、氷で急速に冷やすなど、菌が増えやすい(暖かい)温度の時間を短くするのが良いです。

 

体を冷やし、ほてりを取ると言われる大麦で作られている麦茶。

ノンカフェインで、利尿作用もあり、夏の水分・ミネラル補給もできて熱中症予防に効果的な飲みものですが、菌が繁殖してしまうとかえって体調を悪くしてしまいます。

作ったら消毒した容器に入れ、冷蔵庫で保存しつつ、できるだけ2~3日で飲みきってしまうことが大切です。

 

まだまだ暑さが続く季節、身体にも良いと言われる麦茶をたっぷり飲んで、健康的に過ごしましょう。

帯状疱疹患者が増加中!その理由は?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

近年、帯状疱疹の増加が報告されています。これは水ぼうそうの患者が激減したことが一因とされています。

水ぼうそうのワクチン接種により、ウイルスに接触する機会が減り、免疫が弱まっている可能性が指摘されています。

 

帯状疱疹は、水痘-帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘(水ぼうそう)に感染した人は、治癒後も体内の神経節にウイルスが潜伏し、加齢やストレス、免疫力の低下で再活性化する事例があります。また、この病気は特に50歳以上で発症率が高まりますが、10代後半でも発症することもあるようです。

 

帯状疱疹の症状は、実際の皮膚症状がでる数日前、体の片側への痛みやかゆみ・違和感から始まります。その後、水疱状の発疹が3〜5日間続き、かさぶたになるまでに10〜15日かかります。発疹が治った後も、帯状疱疹後神経痛が長く続き、日常生活に支障をきたす場合があります。

 

どの世代であっても発症のリスクはあり、年齢に関係なく注意がもちろん必要ですが、

50歳以上の世代には、帯状疱疹予防のワクチンが2種用意されています。

 

どちらも任意接種のワクチンですが、気になる方は副作用などをきちんと調べた上で、予防接種に行くことをおすすめします。

止まらない流行!マイコプラズマ肺炎とは

今年7月に入ってから増加が続いている「マイコプラズマ肺炎」。

過去5年間の同時期と比較してもかなり多くなっています。

 

◆マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる感染症です。

小児や若い人の肺炎の原因として挙げられることが多いですが、成人者の感染報告もあります。

マイコプラズマ肺炎は1年を通じて感染リスクが高いため、注意が必要な病気です。

 

◆症状は?

発熱や全身のけん怠感(だるさ)、頭痛、たんを伴わない咳などの症状がみられます。咳は熱が下がったあとも3〜4週間程度、長期にわたって続くのが特徴です。一部の人は肺炎に至るなど、重症化することもあります。

 

◆感染経路は?

飛沫感染が多く、患者のせきの飛沫を吸いこんだり、患者と身近で接触したりすることにより感染すると言われています。

 

近年は、抗菌薬の効かない「耐性菌」が増えてきています。特にせきが出る場合は、マスクをする、人混みを避けるなど、他の人にうつさないように気をつけましょう。

 

また、症状の疑いが出た時は、速やかに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

備蓄しておくべき災害時の衛生用品

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 




最近何かと話題になる地震、皆様のお住まいの地域で影響はないでしょうか?

南海トラフ地震の予測が気象庁から出たこともあり、水や米、その他防災グッズが品薄となる状態が続いているそうです。

 

食料や衣服などに気を取られがちですが、災害時の衛生グッズの用意は万全でしょうか?

津波による土壌汚染や避難場所での感染症蔓延など、災害時には衛生対策も十分気をつける必要があります。

今回はそんな時に役立つ、備蓄しておくべき災害時の衛生用品を紹介します。

 

〈1.非常用トイレ〉

災害時は水道管の破損などによって断水し、トイレで排泄物を流せない恐れがあります。

非常用トイレは、ポリ袋を便器にセットして、使用後に排泄物を固め、ゴミとして廃棄できるタイプが一般的です。災害時のトイレの備蓄は経済産業省によると1人あたり35回分(7日分)が目安であるとされています。

例えば4人家族であれば、最低でも140枚以上の備蓄が必要です。

かさばらないものですので、万が一に備え、余剰分も持っておくのもおすすめです。

 

〈2.ティッシュ・トイレットペーパー〉

新型コロナウイルス感染症が流行した当初、ティッシュやトイレットペーパーの買い占めにより、入手困難な状況が続きました。

布切れなど使用済みのものを洗わずに再利用するのは、衛生上おすすめできません。普段から一定数を備蓄しておけば、不測の事態に対処することができます。

ほかにも、ウェットティッシュがあると、水を使えないときに便利です。フェイスシートやボディシートは洗顔や入浴できないとき、表面の汚れを落として清潔にしてくれます。

 

〈3.生理用ナプキン〉

能登半島地震などでは配給が後回しにされたり、1日に1、2個しか配給がないといった話が多く聞かれました。人によって一度に使用するナプキンの枚数にも個人差がありますが、2〜3時間おきに取り替え、1日7枚程度を消費すると考えると、35枚〜42枚程度は用意しておくと安心です。ナプキンは吸水性に優れるため、生理時以外にも怪我の応急処置など、さまざまな場所で活躍する場合があります。そんなに使わない!という方でも、避難時に支障の出ない範囲で多めに持っておくとベストです。

 

〈4.歯磨きシート〉

歯磨きなのにシート?と思われた方もいるかもしれません。普段歯磨きは歯ブラシと歯磨き粉を使い、水で口をゆすぐというやり方が一般的かと思います。しかし災害時にはその水が貴重となります。できる限り水を使用せずに生活するため、歯磨きはシート状のものを備蓄しておくと便利です。3年程度備蓄でき、旅行時や人と会う前にも使用できる便利なアイテムです。

 

いかがでしょうか?

災害時の備蓄はさまざまなメディアで取り上げられていますが、その必要な数などは詳細が記されていないことも多いです。

「せっかく用意したのに全然足りない」といったこと普段から、数量も想定した防災の準備をし、万が一に備えておきましょう。

病院の待合室での感染は、よく起きるのか?

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

夏真っ只中のこの時期は体調を崩す人が多く、病院も混み合うことが多くあります。

 

新型コロナで「密」を避けようと謳われたように、混んだ病院で感染をしないように病院に行くことを忌避したり、車で待機するといった行動をとったことのある人はいませんか?

 

実は、病院待合室での感染の可能性は極めて低く、実際は「病院で感染したと思われる感染症のほとんどが他の場所で感染をしている」ことが多いと言われています。

 

インフルエンザ、溶連菌感染症などは、ほとんどが学校・職場・飲み会・家庭などの集団の場で感染します。

その理由は、数時間近くずっと同じ空間にいて、一緒に遊んだり、話したり、食事をすることで感染することが多いからです。

ほとんど会話が発生せず、至近距離で誰かと一緒に長時間いるわけではない病院の待合室では、感染原因になることはほぼ稀です。

 

これと同じ理論でいうと、大型スーパーや電車内での感染も案外可能性は少ないものです。

電車は混雑している中で至近距離で会話をしている人がいれば話は別ですが、

どちらの場所も、人はある程度多いものの、誰かと会話を長時間するものでもなく、かつ人との距離を一定以上保つことが多いため、そこまで大きな感染原因になることはありません。

 

「病院で感染した!」「大型スーパーでくしゃみしている人を見かけた!」ということが感染原因と思い通院される方も多いと思います。

ただ、一度これまでの自分の行動を振り返った時、数時間近くずっと同じ部屋にいて、一緒に遊んだり、話したり、食事をするというような機会は全くなかったでしょうか。そちらの方が原因となることが多いのです。

 

夏休みなどで人と密に接することが多くなる季節、手洗いうがいなどの取り入れやすい感染症対策を、今一度見直してみるのはいかがでしょうか?

繰り返し疾患する「感染症ドミノ」

こんにちは、デンネツ広報担当です。

皆さんは短期間のうちに何回も感染症に感染する「 #感染症ドミノ 」をご存知ですか?

一度体調を崩してから立て続けに病気にかかることを、連鎖的に倒れていくドミノに例えて作られた言葉で、近年話題になっています。

感染症ドミノは1つの同じ感染症を繰り返し発症するのではなく、例えば一人の患者がインフルエンザA型からインフルエンザB型に、インフルエンザから新型コロナウイルスに、また、新型コロナウイルスからノロウイルスに・・・などと様々なパターンで連続して感染することが特徴です。

この現象は、小さな子どもや高齢者などの免疫力の低い世代やその保護者となる世代が多いと言われます。特に夏休みが始まった今は外出する機会が増え、高温多湿な中で体調を崩しやすい時期も重なり、様々な感染症が流行していることで注意が必要です。

また、一旦感染症を患ってしまうと、職場や学校に数日間出ることができず、復帰後もブランク期間の業務のしわ寄せや周囲への負担を気にして無理をしてしまいがちです。その結果、免疫力が十分に回復せず、まさにドミノのように再び感染症に疾患する・・・と悪循環にはまってしまうことが多くあります。

感染症ドミノに陥らないようにするには、まず十分な免疫力!

免疫維持のための睡眠やバランスの良い食事・運動で、普段から体調管理を心がけることはもちろん、逆に体調が悪くなってしまった時は、無理をせずしっかりと身体を休めて、免疫力回復に努めましょう。

コロナ流行再来!?5類になった後の違いは

こんにちは、デンネツ広報担当です。

異常な暑さが続くこの夏、#新型コロナウイルス感染症 が再流行の動きを見せています。





全ての都道府県で先週と比べ感染者数が増加傾向にあり、

鹿児島県では医療機関1つあたりの感染者数が1週間で20人を超え、沖縄県では30人近い数字が出ています。





新型コロナウイルス感染症が5類になったのが、昨年の5月。

移行後もしばらくは感染しないよう行動制限していた人が多かったと思います。

今年は、コロナ禍が明けてから時間が経ったことで、基本的な感染症対策を行わない人が増えてきたことに加え、

異常な暑さから自律神経が乱れ、食欲も落ち、免疫力も下がっていることが影響していることが理由と考えられます。

 

また、新型コロナウイルス感染症の初期症状と熱中症の症状は非常によく似ているため、熱中症にかかったと思って病院を受診したら、新型コロナに感染していた…なんていうケースも多いようです。

 

感染症対策には、手洗いうがい、マスク着用が重要です。

今の時期にマスクをするのはかなり息苦しいですが、混雑する電車内や感染リスクの高い病院内など人が多い場所ではポイント使いでマスクを着用し、人と距離を取れる場所へも適宜移動してマスクを外して休憩する、暑い時間は無理をして行動するのを避けるなど…

 

体調管理を意識して、熱中症も感染症も、上手に予防していきましょう。

 

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原因は小麦アレルギーじゃない!?パンケーキ症候群

 

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

この時期、特に気をつけたい『 #パンケーキ症候群 』をご存知でしょうか?

「パンケーキ」という可愛らしい名前でありながら、湿疹やかゆみ、腹痛、下痢、嘔吐、くしゃみ、せきといった症状が出るアレルギー症状です。ひどい場合は、血圧低下や呼吸困難、意識障害を起こして命に関わる危険な状態に陥ることもあります。

 

パンケーキ症候群は、パンケーキを口にした後、全身にアレルギー症状が出る病態を指します。

年齢は関係なく発症し、パンケーキ以外にもお好み焼きやたこ焼きなど、いわゆる「粉物」でも同じような症状が出る場合があります。

 

内容を聞いただけだと、「重度の小麦アレルギーではないか?」と思われる方もいるでしょうが、実はこの症状は、小麦粉などの中に混入した「ダニ」が原因です。

小麦粉やホットケーキミックスは、開封状態で長期間放置していると、ダニが侵入し袋の中で増殖します。

そのダニを含んだ料理を口にすることで、アレルギーを発症するのです。

 

厄介なのは料理を加熱しダニを死滅しても、アレルゲン物質がなくなるわけではなく、火を通しても対策にならない点です。

ダニアレルギーを一度発症すれば、他のアレルギーと同様に、繰り返しアレルギー反応を起こすことになります。

再度ダニの含んだものを口にすれば、同じような症状がぶり返す可能性があるため、第一に「ダニを発生させない」ということがとても重要です。

 

この「パンケーキ症候群」こと「経口ダニアナフィラキシー」を引き起こす原因となるダニは、高温多湿を好みます。

今まさにこの時期です。

 

小麦粉を使用した後は

 

①しっかりと封をする

②日頃からキッチンだけでなく家の中を清潔に保つ

③高温多湿となる場所で保管しない

④開封後は、できる限り早く使い切る

⑤怪しいと感じたら、もったいないと感じても処分する

 

など、アレルギーを発症しない暮らしを心がけましょう。

カビから治らない肺炎に!?夏型過敏性肺炎

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

アレルギーが原因で発症する肺炎のひとつを「過敏性肺炎」といいます。

特に夏に見られるのが「夏型過敏性肺炎」です。

 

雨の多いこの季節、湿気をおびたところに繁殖するカビによって発症する肺炎の一種で、咳、喉のイガイガ感、発熱、息切れなどが主な症状とされます。

厄介なのが、この肺炎は家の中で発生しているカビにより発症するということです。

入院して治療をすれば病状は回復しますが、退院後、再び家のカビに晒され続ければ、再発します。つまり、毎年のように再発を繰り返してしまう場合があるのです。

また、アレルギーの原因であるカビの空間にいてもすぐ症状が出るわけではなく、数時間後に反応が現れ始めるため、原因が特定しにくく、さらに診断でもすぐに判明しにくいことも夏型過敏性肺炎の厄介なところです。

 

夏風邪とは少し違う体調不良を感じたり、長引く咳の症状のある方は病院に相談してみましょう。

また、カビが繁殖しないよう、窓を開けたり換気扇を回すなどの家の換気や温度湿度の管理に気をつけるように心がけましょう。

夏の三大感染症 流行ピーク期に?

7月に入り、日に日に暑さが厳しくなってきました。

気温30度を越す日が当たり前になり、本格的な夏がやってきたことを感じさせます。

 

さて、そんな夏の病気代表として「 #三大夏風邪 」というものがあるのはご存知でしょうか?

 

この「 #三大夏風邪 」とは

「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(アデノウイルスの感染症)」

子供に多い感染症として知られています。

 

ただ、猛暑の熱気とエアコンのクーラーによる室内の冷気で

体調を崩しやすいこの時期は、大人も十分な感染対策が必要です。

 

「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(アデノウイルスの感染症)」は

いずれもウイルスによる感染症で、7月から8月に流行のピークを迎えます。この感染症は子供だけでなく大人も感染し重症化するリスクがあります。

 

対策としては、基本的な手洗いうがいに加え、体調管理が重要です。

外出先での温度変化に体がバテないよう、寒い場所では羽織もの、暑い場所ではネッククーラーや首掛け扇風機を使うなど、体温調節ができるものを持つと体調を崩しにくくなります。

また、免疫力をさげないように、十分な睡眠を心がけましょう。

もしも今、人が倒れたら・・・コロナ禍後の救命処置は?

7月1日は「AEDの日」。

平成16年7月1日にAED(「自動体外式除細動器」)の市民使用が認められたことから決められました。

コロナ禍後の今、目の前で人が倒れてしまったら…?

今回はコロナ禍後の心肺蘇生方法の手順をお伝えします。

 

対象者の心肺蘇生時は、たとえ人工呼吸を行わなかったとしても、エアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)が発生し、吸い込んでしまう可能性があります。

心停止傷病者にも、もしもの感染の疑いがあるものとして対応しましょう。

 

[救命処置の手順]

(1)周囲の安全を確認

(2)胸と腹部の動きを見て、呼吸や反応(意識)を確認

   このとき傷病者との顔の距離はあまり近すぎないようにします。

(3)119番通報とAEDの手配

(4)呼吸を観察

(5)胸骨を圧迫する

   エアロゾルの飛散を防ぐため、圧迫開始前にハンカチやタオルなどを傷病者の鼻と口にかぶせます。マスクや衣服などでも代用できます。

(6)胸骨の圧迫を繰り返す

   人工呼吸は行わず、1分間に100〜120回のテンポで胸骨圧迫を30回以上続けます。(子どもへの人工呼吸は、その必要性が比較的高く、技術と意思がある場合に実施)

(7)AEDを使用する

(8)4〜7を繰り返し、心肺蘇生を続ける

心肺蘇生といえば、漫画などの影響で人工呼吸をイメージしがちですが、新型コロナウイルス流行後の現在は、あまり推奨されていません。

 

また、AEDは特に女性への使用で躊躇される方も多いと思います。しかしながら、AEDを素肌に直接貼ることができれば服を完全に脱衣させる必要もなく、下着による感電の心配もありません。妊娠中の方に対してもAEDの対処方法は変わりません。

 

AEDの使い方を少しでも頭に入れておけば、もしもの時の対応がスマートになります。

最寄りのAEDの場所・行き方や、AEDの使用方法を確認できるアプリもリリースされています。

感染して数時間で”壊死”!致死率30%の人食いバクテリア

こんにちは、デンネツ広報担当です。

 

一般的に『溶連菌』と呼ばれている、#溶血性レンサ球菌。この溶連菌の中でも毒性の強いものに感染すると、手足の壊死を引き起こし、死に至ることもあります。「 #人食いバクテリア 」とも呼ばれ、致死率は30%にのぼります。

この「人食いバクテリア」の患者数が今年、過去最多となり話題となっています。

 

溶連菌は多くの種類がありますが、大きく分けると”侵襲”という体の深部まで行ってしまうもの、喉だけで終わってしまう”非侵襲”のものの2つに分かれます。

前者が毒性の強く「人食いバクテリア」と呼ばれている溶連菌、子どもがよくかかる溶連菌は別物です。

 

「人食いバクテリア」の感染経路は2つ、飛沫感染と接触感染です。

そのうち感染経路がわかっているものでは傷口からの感染が1番多いです。

 

そして、この「人食いバクテリア」の一番恐ろしいところ。それは、感染してから進行のスピードが非常に速いことです。

痛みや違和感に気づいてから、数時間後には立てなくなってしまうほどの進行スピードです。

 

傷口から感染すると、傷口に赤みや腫れが出た後に発熱や悪寒などの全身症状がでます。

その後、皮膚や筋肉周辺の組織の壊死が始まり、最悪の場合、敗血症などで死亡するということです。

皮膚が赤くなって、強い痛みを感じた際は、早めに医療機関を受診しましょう。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症の国内感染者数は今年977人。

文頭で過去最多とお伝えしましたが、日本国内のコロナ感染者数がおよそ43%といわれる中、劇症型溶血性レンサ球菌感染症は0.0007%と、限りなく低い数字となります。

油断は禁物ですが、過剰に反応しすぎずに「傷口はきれいに保つ」「手洗いをする」といった基本的なことを意識することが大切です。

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