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ネコ治療後に獣医師が死亡――マダニ媒介のSFTS疑いで三重県が注意喚起

こんにちは、デンネツ広報担当です。

2025年に三重県で「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」に感染していたネコの診療に関わった獣医師が亡くなり、県から注意喚起が出ました。獣医師にはマダニに刺された痕が確認されていないことから、感染した動物との接触(体液など)を通じた感染の可能性も考えられています。 

SFTSは、マダニが媒介するウイルス感染症です。毎年一定数の報告があり、重症化すると命に関わることもあります。 
「外で刺される病気」という印象が強い一方で、感染したイヌ・ネコの血液や唾液などの体液に触れる場面でも注意が必要とされています。 

〈SFTSの特徴〉
・主な感染経路:SFTSウイルスを保有するマダニに刺される 
・潜伏期間:おおむね1〜2週間程度 
・主な症状:発熱、強いだるさ、食欲低下、吐き気・下痢など
重症化すると血小板の減少による出血傾向、多臓器不全など 

〈マダニ対策〉
マダニは草むら、やぶ、畑、山林などに生息します。なお、家庭内のコナダニやヒョウヒダニとは別で、屋内のダニが原因でSFTSに感染するわけではありません。
・長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
・虫よけ剤を活用する
・草むらに入った日は、帰宅後すぐにシャワー・着替えをして、体にダニが付いていないか確認する

〈ペットの対策〉
・定期的に予防薬を投与する
・散歩や外遊びのあと、被毛や皮膚をチェックする(首回り、耳の後ろ、わき、足の付け根など)
・発熱、元気がない、食欲が落ちた、嘔吐や下痢が続くなど、いつもと違う様子があれば早めに受診する


ペットが体調不良のときは、口の周りや排せつ物、血が付いたものに素手で触れないようにし、処理が必要な場合は手袋を使うなど、できる範囲で接触を減らしましょう。触れた後は、手洗いを丁寧に行い、手指に傷がある場合は特に注意します。 

「いつもの散歩」「いつものふれあい」の中に、リスクが増える場面があります。できる対策を習慣にして、自身とペットの体調変化に気づいたら、早めに医療機関・動物病院へ相談していきましょう。

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