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珍しい食材だからこそ注意 ウミガメ肉による食中毒事例

こんにちは、デンネツ広報担当です。

世界には、その土地ならではの食文化や、日本ではあまり口にする機会のない食材があります。

そのひとつがウミガメの肉です。地域によっては珍味として食べられていますが、ウミガメの肉を食べたことで、重い食中毒が起きた事例も報告されています。

今回は、海外で実際に起きた事例についてご紹介します。


〈タンザニアで起きた集団食中毒〉
2024年3月、タンザニアのザンジバル諸島にあるペンバ島で、ウミガメの肉を食べた子ども8人と大人1人が亡くなり、78人が入院しました。
ザンジバルではウミガメの肉が珍味として食べられていますが、過去にも同様の食中毒が発生しています。
この食中毒は「ケロニトキシズム」と呼ばれ、ウミガメの肉などを食べることで起こります。

原因となる物質については、ウミガメが食べた海藻などに由来する毒素が蓄積している可能性などが考えられていますが、詳しい仕組みはまだ解明されていません。


〈加熱しても防げない場合がある〉
ケロニトキシズムの特徴のひとつが、加熱しても食中毒を防げない場合があることです。
過去の食中毒事例では、原因となった毒素は調理による加熱では分解されないと報告されています。

そのため、十分に火を通したから安全とは限りません。
また、毒素の有無を見た目やにおいだけで判断することもできないため、通常の食品とは異なる注意が必要です。


〈その土地の食文化でもリスクを知ることが大切〉
その地域で昔から食べられている食材でも、食中毒のリスクがないとは限りません。

海外旅行などで普段口にしない食材を食べるときは、その食材についてどのような注意点があるのか、事前に確認しておくことも大切です。

食中毒というと、細菌やウイルスによるものを思い浮かべますが、自然界に存在する毒素によって起こるものもあります。

さまざまな食中毒の原因を知ることも、食の安全を考えるうえで大切なポイントです。

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